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月別アーカイブ: 2025年11月

第16回空調設備雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社柏井商会、更新担当の中西です。

 

~空調設備業のしごとってどんな感じ?‍♂️~

 

「空調設備業」と聞くと、

  • エアコンを取り付ける人?

  • ビルの機械室にいる人?

  • 専門的で大変そう…

そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。

このブログでは、
“現場で働く人”の視点から、

  • 空調設備業の1日の流れ

  • 仕事のリアル(大変さとおもしろさ)

  • これからの時代に求められる空調の役割

を、少しくだけた感じでお話してみたいと思います


1. 空調設備業って、具体的にどんな仕事?️

一言でいうと、

「いろんな建物の“空気の環境”をつくって、守る仕事」

です。

主なフィールドはこんな場所

  • オフィスビル

  • 商業施設・店舗

  • 工場・倉庫

  • 病院・福祉施設

  • 学校・公共施設

  • 一般住宅

そこで行う仕事は、大きく分けて

  1. 新築・リニューアル時の空調設備工事
     → 配管・ダクト・室内機・室外機の設置、試運転など

  2. 既存設備のメンテナンス・修理
     → 点検・洗浄・部品交換・ガス補充・故障対応など

  3. 省エネ提案・リニューアル計画
     → 老朽化した空調の入れ替え、運用見直しのアドバイス

私たちの仕事は、
**「壁や天井の向こう側の世界」**がメインです

普段お客様が目にするのは、
天井の吹き出し口や家庭用エアコンの室内機くらいかもしれませんが、
その裏側にはたくさんの配管・配線・機械がつながっています。

そこを設計通りにきちんと組み上げ、
ベストな状態で動くように整えるのが、空調設備業の役目です️


2. 空調設備技術者の“とある1日”⏰

※現場やシーズンによって違いますが、
ここでは「テナント改装+メンテナンス」の一日をイメージしてみます。

8:00 現場集合・朝礼

  • 安全確認(ヘルメット・安全帯・工具のチェック)

  • その日の作業内容を共有

  • 他業種(電気・内装・設備)との段取り確認

空調工事は、
電気・内装・建築・設備などと密接に絡む仕事
他業種とのチームワークがとても大事です

8:30 室内機・配管の施工開始

例えばテナントの改装現場では

  • 天井裏で銅管(冷媒配管)を通す

  • ドレン配管(結露水を流す管)を勾配をつけて固定

  • 天井カセット形室内機を吊り込む

天井裏は、
配管・配線・ダクト・梁が入り乱れている“立体パズル”状態

その中で、

  • 施工図面どおりに納める

  • ほかの設備とぶつからないようにする

  • きちんと点検や将来のメンテナンスができるスペースを確保

ということを意識しながら作業します。

身体はもちろん使いますが、
実は**“空間把握力”と“段取り力”がかなり重要な仕事**です

10:30 小休憩&次の工程確認

現場の進み具合を見ながら、

  • 配管の圧力試験のタイミング

  • 電源工事との取り合い

  • 内装仕上げとの順番

などを打ち合わせ。

「ここを先にやらないと、あとから天井が張れない」
「この配管ルートだと点検口から手が届かない」

など、
**“少し先のことまで想像する力”**が求められます。

12:00 昼休み

現場近くの定食屋さんでランチ、
コンビニで買って車の中で食べる、などスタイルはさまざま。

同業同士でしゃべっていると、

  • 「この前の現場、こんな納まりで大変だったよ〜」

  • 「あそこのビル、空調のルートがすごかった」

など、“職人あるある話”が止まりません

13:00 午後:試運転・メンテ現場へ移動

午前中の工事現場から移動し、
午後は既存ビルの空調点検へ、という日もあります。

  • フィルター清掃

  • 熱交換器の汚れチェック

  • 電気系統の点検

  • 温度・風量・圧力の測定

お客様から

「最近エアコンの効きが悪い気がして…」

と相談されたときは、

  • ガス量

  • フィルターや熱交換器の汚れ

  • 室外機周辺の環境

  • 設定や使い方

などをトータルで確認します

症状を聞きながら原因を絞り込んでいくので、
“機械のお医者さん”に近い感覚です

16:30 片付け・日報作成・翌日の準備

  • 使用した工具・材料の片付け

  • 作業内容・気づいた点を日報に記録

  • 必要な部材の手配

「見えなくなる部分だからこそ、丁寧にやる」
これが、空調設備の現場で一番大事にしていることです


3. この仕事の「大変なところ」正直に

どんな仕事にも大変な面はありますが、
空調設備業ならではのポイントを挙げてみます。

‍♂️ 天井裏・屋上・狭いところ

  • 天井裏での作業は、かがんだ姿勢が続くことも

  • 屋上の室外機まわりは、夏場はかなりの高温

  • 機械室や点検口内など、狭いところでの作業も多い

体力的な慣れは必要ですが、
最近は作業環境を良くするための機材や休憩の取り方も工夫されています。

夏は繁忙期

  • 真夏の故障対応は、時間との戦い

  • 「お店が営業できない」「オフィスが仕事にならない」といった状況も

そんなときこそ、
落ち着いて原因を切り分けていく冷静さが求められます。

「ありがとう、これで明日から安心して営業できるよ」
と言われると、疲れも吹き飛びます

覚えることが多い

  • 冷媒の知識

  • 電気の基礎

  • 各メーカーごとの機種特性

  • 法令・安全基準

など、勉強することもたくさんあります。

でも、
“目の前のお客様の困りごと”に直結する知識ばかりなので、
学んだ分だけ現場で即役立ちます


4. それでも続けたくなる「やりがい」と「おもしろさ」✨

ダイレクトに感謝の声が返ってくる

  • 「エアコンが効くようになって本当に助かりました」

  • 「前より空間が快適になって、お客様の滞在時間が伸びました」

  • 「工場の作業者からも“前より楽になった”って言われたよ」

といった言葉をもらえると、

「自分の仕事が、人の働きやすさ・暮らしやすさにつながっている」

と実感できます

現場ごとに“正解が違うパズル”

空調設備の面白いところは、
**「同じ現場がひとつとしてない」**こと。

  • 建物の形

  • 用途(事務所/店舗/工場/医療施設 etc.)

  • 既存設備の状況

  • 予算・工期

これらが毎回違うので、

「この条件なら、こういうルートで配管しよう」
「ここは将来のメンテを考えて点検口を増やしておこう」

と、パズルを解くように考えます

図面どおりにいかないことも多いですが(笑)、
そこを現場の工夫で乗り越えていくのが、
この仕事の醍醐味でもあります✨


5. これからの空調設備業は“環境+健康+デジタル”の仕事へ

空調設備の世界も、
ここ数年で大きく変わり始めています。

地球温暖化対策・省エネ

  • 省エネ性能の高いインバータ機の普及

  • 冷媒の転換(環境負荷の小さいガスへ)

  • ビル全体のエネルギーマネジメントとの連携

空調は建物のエネルギー消費のかなりの割合を占めるため、
環境対策の“主役”の一つでもあります。

室内環境・健康への関心アップ

  • 換気の重要性

  • PM2.5・花粉・ウイルス対策

  • 温度・湿度・CO₂濃度の見える化

「ただ涼しい/暖かい」だけでなく、
“健康に過ごせる空気”をつくる役割も、
空調設備業に求められています。

デジタル技術との融合

  • スマートリモコン・遠隔監視

  • タブレットでの図面・マニュアル閲覧

  • AIによる運転制御・予知保全

昔ながらの“職人技”と、
新しいデジタル技術を組み合わせることで、
もっと快適で無駄のない空調システムが実現できるようになってきました


6. 空調設備業に向いているのは、こんな人

  • 体を動かすのが嫌いじゃない人

  • 手を動かして形に残る仕事がしたい人

  • コツコツ作業も、ちょっとした工夫も好きな人

  • 機械いじりやDIYが好きな人

  • 「ありがとう」にやりがいを感じる人

最初は未経験でも、
先輩について現場を回りながら、
“現場で学ぶ”のがこの業界のスタンダードです。

資格もたくさんありますが、
それも一つずつステップアップしていけばOKです


7. まとめ:空調設備業は“空気をデザインする仕事”️

  • 空調設備業は、建物の「空気環境」をつくって守る仕事

  • 現場は大変なこともあるけれど、感謝の言葉や達成感が大きい

  • 環境・健康・デジタルの観点から、これからますます重要になる分野

  • 「技術職×サービス業×インフラ」を合わせたような、やりがいのある仕事

普段、何気なく過ごしているオフィスやお店、家の中の“空気”も、
その裏側ではたくさんの空調設備と、
それを支える技術者たちの仕事によって守られています。

もしこの記事を読んで、

  • 「空調のこと、ちょっと真剣に見直してみようかな」

  • 「空調設備業って意外と面白そう」

と感じていただけたら、とても嬉しいです

私たちはこれからも、
**目に見えないけれど、確かにそこにある“快適な空気”**を届けるために、
現場で汗を流していきます❄️️✨

 

 


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第15回空調設備雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社柏井商会、更新担当の中西です。

 

~“快適&省エネ”~

 

 

「エアコン=とりあえず涼しく(暖かく)なればOK」と思っていませんか?

実は、空調設備は
「温度」だけでなく「湿度」「風向き」「空気の質」「電気代」
までトータルでコントロールする、とても奥の深い世界なんです🌍

  • 事務所の空調が効かなくて、夏場は毎日ぐったり…🥵

  • 店舗のお客様から「寒い」「暑い」と言われてしまう💦

  • 電気代が年々上がっている気がするけれど、どこから手をつけていいか分からない

  • 家のエアコン、つけているのに何だかムラがある🤔

こんなお悩みを抱えているオーナー様・ご家庭の方に向けて、
今日は空調設備業の立場から、「快適&省エネ」を両立する空調づくりの考え方を、できるだけ分かりやすくお話ししてみます❗


1. 空調は「つけた瞬間」よりも「1年通して」が勝負🏠⚙️

エアコンや業務用空調を新しくするとき、
どうしても「イニシャルコスト(本体+工事費)」に目が行きがちです。

でも、空調は一度つけたら
10年、15年と毎日動き続ける設備

本当に見るべきなのは👇

  • 1年間でどれくらい電気代がかかるか(ランニングコスト)

  • メンテナンスのしやすさ

  • フィルター清掃など“日常管理”がやりやすいか

  • 将来のレイアウト変更にも対応しやすいか

など、**“使い続ける視点”**なんです👀

同じような能力のエアコンでも、
選び方や設置方法が違うだけで、

10年後の電気代が数十万円単位で変わる

ということも、珍しくありません💦


2. 「とりあえず大きめ」は危険!?容量選定の落とし穴⚠️

「広さに対して少し大きめの能力を選んでおけば安心でしょ?」
そんなふうに思われがちですが、
実はオーバースペックも問題ありなんです。

大きすぎる空調機のデメリット

  • すぐに設定温度に達して、止まったり動いたりを繰り返す

  • 結果として効率が下がり、電気代がかさむ

  • 室内の温度ムラが出やすくなる

  • 湿度のコントロールがうまくいかない(ジメジメしたまま or カラカラになりすぎ)

逆に、小さすぎると👇

  • いつまでたっても涼しく/暖かくならない

  • 常にフルパワー運転で電気代が跳ね上がる

つまり、
「ちょうどいい容量」を選ぶことが、快適さと省エネの第一歩なんです💡

容量を決めるときに大事なポイント

単純な「床面積」だけでなく、

  • 天井の高さ

  • 窓の大きさ・方角・ガラスの種類

  • 人の数(事務所・店舗など)

  • 発熱する機器(調理設備・コピー機・PCなど)の量

  • 換気の条件

といった要素をすべて見て、総合的に判断します📝

「ネットの簡易計算で出した畳数」だけで決めてしまうと、
現場での実情と合わず、後悔するケースも少なくありません💦


3. “風の当たり方”で、同じ温度でも体感が変わる🌬️

空調で意外と見落とされがちなのが、
**「どこから風が出て、どこに当たっているか」**です。

  • デスクの一部の人だけが「寒すぎる」と感じる

  • 客席の一部だけが「暑い」とクレームになる

  • 工場で、同じラインでもエリアによって作業者の汗の量が違う

これらの多くは、
吹き出し位置・風向き・風量バランスを調整することで改善できます👍

よくあるNGパターン

  • 吊り形エアコンの風が、直接人に当たっている

  • 出入口の近くにだけ冷気/暖気が溜まっている

  • 高天井なのに、下の人が寒い/暑いと感じる

こうしたときは👇

  • ルーバー(風向き)の角度調整

  • 吹き出し口の位置変更

  • サーキュレーター・撹拌ファンの追加

などで“空気の流れ”を整えていきます🌪️

同じ28℃でも、「風が当たる28℃」と「空気がよどんだ28℃」は別物。
体感温度をうまくコントロールすることが、快適性アップのカギです🔑


4. 換気と空調はセットで考える時代🌬️+❄️

ここ数年、特に注目されているのが「換気」です。
空調と換気は別物のようでいて、実は密接に関係しています。

換気が不十分だと…

  • CO₂濃度が上がり、頭がボーッとする😵

  • ニオイがこもる

  • ウイルスやホコリ、花粉が滞留しやすくなる

一方、換気が多すぎると……

  • 外気温の影響を強く受ける

  • 空調負荷が増えて、電気代がアップ💸

つまり、
**「必要な分だけ換気をしつつ、空調とバランスを取る」**ことが重要なんです。

空調設備業者だからできる換気提案

  • 店舗・事務所の人数に応じた必要換気量の計算

  • 給気口・排気口の位置関係の見直し

  • 熱交換型換気扇の導入(外気取り込み時のロスを減らす)

  • エアコンの能力とのバランスチェック

などを行い、
「空調単体」ではなく「空調+換気+気流」で室内環境を設計していきます✨


5. 電気代を抑えるには「機種」だけじゃなく「使い方」も大事💡

省エネ型のエアコンに入れ替えるだけでも、
電気代を抑えられることは多いです。

でも実は、
**「ちょっとした使い方の工夫」**で、
さらに電気代を下げることができます👇

すぐできる省エネのコツ

  • フィルターの清掃をこまめに(目安は2〜4週間に1回)🧹

  • 室外機まわりの荷物・雑草をどかして風通しを確保

  • 冷やしすぎ・暖めすぎを避け、1〜2℃設定を見直す

  • タイマー・スケジュール機能の活用(つけっぱなしと切りすぎのバランス)

  • 不要な時間帯の運転を自動制御する

業務用空調では、

  • 外気温に応じて自動で負荷を調整する制御

  • センサー連動で、人がいないゾーンの風量を下げる

といった**「制御の工夫」**も効果的です📊

「電気代が高い=エアコンが悪い」と決めつける前に、
“設計・機種・使い方・メンテナンス”をトータルで見直すことが大切です😊


6. 定期メンテナンスは“コスト”ではなく“投資”🔧✨

「壊れたら呼ぶから、普段は何もしなくていい」
と思われがちな空調設備ですが、
実はこれが一番お金のかかる使い方かもしれません💦

定期メンテナンスで防げること

  • 熱交換器の目詰まり → 能力低下 → 電気代アップ

  • ドレン詰まり → 水漏れ → 天井や内装の被害

  • 部品劣化の見逃し → 繁忙期の突然の故障

  • コンプレッサーへの負荷増大 → 高額修理・本体交換

“忙しい真夏に限って壊れる”のは、
たいてい「それまでの負荷や汚れがピークに達したタイミング」が重なるからです😢

定期的に👇

  • 洗浄

  • 締め付け確認

  • ガス量や圧力のチェック

  • 異音や振動の確認

をしておけば、
大きな故障を未然に防げる確率がグッと上がります。

ちょっとした点検・部品交換
VS
真夏の緊急対応+売上機会損失+大規模修理

長い目で見れば、
定期メンテナンスは**「安心を買う投資」**と言えるのです😊


7. 空調設備業者を選ぶときのチェックポイント✅

「じゃあ、どんな業者に相談すればいいの?」
という方のために、
空調業者側の目線からポイントをまとめてみます。

① 現地をしっかり見てくれるか👀

  • 図面や面積だけで見積るのではなく、
    室内・室外機の設置スペース・配管ルートをきちんと確認してくれるか

② “価格だけ”の話になっていないか💰

  • 本体価格の安さだけでなく、
    ランニングコストや将来のメンテナンスの話もしてくれるか

③ メンテナンスやアフターの説明があるか🔧

  • 故障時の対応フロー

  • 定期点検の提案

  • 部品供給期間などの情報

を丁寧に伝えてくれるかどうか。

④ 専門用語だけでなく、かみ砕いて説明してくれるか🗣️

「馬力」「冷媒」「静圧」「インバータ」など、
空調には専門用語がたくさん出てきます。

それを、
お客様が判断しやすい言葉で説明する姿勢があるかどうかも大事なポイントです✨


8. まとめ:空調は“空気のインフラ”。だからこそプロに相談を🌈

  • 空調は「買った瞬間」ではなく「使い続ける期間」が勝負

  • 容量選定・風の流れ・換気とのバランスが、快適さと省エネを左右する

  • 日々の使い方と定期メンテナンスで、電気代も故障リスクも減らせる

  • 信頼できる空調設備業者は、「価格」だけでなく「使い方」「将来」まで一緒に考えてくれる

もし今、

  • 「なんとなく空調の効きが悪い」

  • 「電気代が高い気がする」

  • 「そろそろ入れ替え時期かな?」

と感じているなら、
ぜひ一度、空調のプロにご相談ください😊

空気は目に見えませんが、
仕事の生産性・お客様の滞在時間・スタッフの健康・電気代…
あらゆるところに影響を与える“大事なインフラ”です。

私たち空調設備業者は、
そのインフラを「快適」と「省エネ」の両方から支えるパートナーでありたいと思っています❄️🌬️

 


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